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設計・施工

上田市で土からデザインする庭づくり

2018.05.11

土から庭づくり

上田市でお庭づくりがスタートしました。

現代の市街地では、宅地がコンクリートの土留めで囲まれ、道路はアスファルトやコンクリートで覆われ、川の護岸までコンクリートで固められています。

雨が降り、地面に浸透し、地下水脈を通ってゆっくりと時間をかけて川に流れ出る…という、かつてはあたりまえだったサイクルは無視され、コンクリートの土留めで分断された地下水脈は死に、宅地の土壌は死にかけています。

水脈が分断されるとそこに地下水が滞るため、土壌は酸欠で呼吸できなくなります。するとそこを住処にしていた生き物や菌類が呼吸できず死にます。

土の中で大事な役割を果たす彼らが死ぬと、植物は生きるのが難しくなります。

そこに庭と称して木を植えるのはかわいそうです。

しかし自然の力は偉大で、それでも生きようとします。いい庭を作るには土づくりから

せめて地下水脈を再現して、そのエリアだけでも土を蘇らせることができたら、そこで育つ木は元気で、私たちに心地よい環境を提供してくれます。

庭づくりは、土づくりから。いい庭ができるんじゃないかと思っています。



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安らぎを育む
くつろぎの空間づくり。
自然と共に生きる環境を
ご提供いたします。

わたしたちは、長野県全域(長野市、松本市、上田市、佐久市、軽井沢)を中心に庭園の工事や整備、管理など、造園を行なっております。造園のプロとして長年培った技術を活かし、樹木の特性を考えながら、
設計から施工、維持管理、造園・外構・エクステリアまで一貫して承っております。
庭と建築は、それぞれが繋がり合うことで、より心地のいい空間となります。
人と自然が共に暮らし、豊かに時を重ねる―。
そんな穏やかな毎日が、次の世代、またその次の世代へと
続いていくような庭づくりを目指しています。